職務経歴書は書類選考基準として最も重要な書類となります。基本的に中途採用ではポテンシャル採用はあまりないケースですので、企業があなたに「会う」「会わない」は職務経歴書によって決まります。仕事の経歴を伝えるツールではなく「採用側にあなたの能力をアピールするツール」とお考え下さい。

実際に採用選考するのは....

履歴書や職務経歴書を作成する際誰に向けて作成されておりますでしょうか。送付先は「人事担当者」や「採用担当者」ですが、あくまで採用業務の担当であって、実際に採用の判断を行うのは部門責任者、つまりあなたの上司です。
実際の仕事に就いた場合に、その人物と仕事ができるのか、その業務に適しているのかというイメージをしっかり担当者は持っています。
ですので重要なことは求人内容を理解し、現場の責任者を意識して書類をまとめることが重要となります。
中途採用の場合即戦力の求人ですので、そのポジションのに合った知識、経験を持っている人物なのかを採用者は知りたいのです。ですので「職歴」「職務内容」「スキル」「実績」これらを短時間で相手に伝わるよう「わかり易く具体的な」書類になっている必要があります。採用者にあなたのこれまでの経験が書類を通して見える内容にして下さい。

職務経歴書記入のポイント!

◎職務経歴書はビジネス文書ですビジネス文書としての体裁等はもちろんですが、あなたを売り込む資料という意識で作成します。ただ、読み込ませる書類ではないので、箇条書きで簡潔に経歴がコンパクトに十分な情報としてまとまっているように心がけます。

◎経歴を5W1Hに分解する職務経歴は具体的に記します。仕事内容だけを羅列するのではなく「いつ(when)」「どこで(where)」「なぜ(why)」「何を(what)」「誰に(whom)」「どのように(how)」を整理してまとめます。

◎求人ニーズとキャリアの接点を見つける同じ雛形を使うのではなく、求人企業によって職務経歴書をカスタマイズします。求人企業のニーズに自分のキャリアを近づけた表現を意識します。求人企業の仕事をイメージし、あなたのキャリアとの共通点を探して下さい。

◎成長を盛り込むこれまでのどのような職務に挑戦し、職務を通してどのように成長出来たのかを盛り込みます。経験の浅い方でも何かしらの業務には就いていたはずです。その業務を通してこれまでに出来なかったことが出来るようになったことなどを記載して下さい。但し誇大な評価はやめて下さい。面接ですぐにばれます。

「やってはいけない!」こと

◎批判や評論はNG!退職理由が企業批判となってしまう例が多くみられますが、組織で仕事をする以上不満やストレスは当たり前です。人間関係や組織活動に不適格な評価となってしまいますので気をつけましょう。また自己PR等で評論してしまうのもNGです。求人企業の面接担当者はあなたの上司であり、あなたよりも業界やビジネス知識に精通している人がほとんどとなるからです。

◎市販品の職務経歴書はNG履歴書に添付されている職務経歴書はNGです。職務経歴書はオリジナルの職務経歴書を作成するのが基本です。

マル秘テクニック!

◎数字でアピール経歴にプラスアルファで数字を入れることで説得力が増します。例えば「前任より引き継ぎ〇日かかっていた業務を〇日に改善。業務効率向上により売上〇%アップ」など出来るだけ数字に落とし込んで下さい。

◎最後に未来が見えるストーリにする職務経歴書の流れとして、「過去(職務経歴)」の経験を通して「現在(活かせる知識や経験)」求人企業でどんな能力が活かせて「未来(自己PR)」職務を通して何を実現したいか。というようにストーリとして考えて下さい。

まとめ

以上ポイントやテクニックをまとめてきましたが、職務経歴書は書類選考で非常に重要な書類です。中途採用の場合は即戦力となる人物が採用されるケースが多く、ポテンシャル採用は第二新卒以外ほぼありません。求人内容を理解し、求人企業を勉強し、あなたのこれまでに培ってきたスキルと照合し、どのようなスキルが活かせるのか、職務を通して何を実現したいのかをまとめることが重要となります。採用担当者は何十〜何百の履歴書を見ています。ただ経歴と志望動機をまとめただけの書類は見飽きています。あなたを売り込む資料ですので大事にまとめて頂ければと思います。